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おもひで。




13年前の今くらいの時期、

私は高校での修学旅行に行っていた

この修学旅行のプログラムは、

長野(スキー)・東京観光・ディズニーランド

と九州地方の公立高校では当時非常にスタンダードなプログラムだった。

多くの生徒から期待されていたのは、

東京観光と、その次の日のディズニーランドだった。

東京観光を主眼に置くオシャレに目覚めはじめた男子(少数)と、

休み時間になるとファッション誌を読んでワイワイ楽しんでいる女子達は、

なんの戦があるの?と言わんばかりに、

出発前からぬかりのないスケジューリングをしていた。

その他の私を含む大勢の生徒はディズニーランドを楽しみにしていた。

見た目からは想像できないほど私はディズニーが好きで

ドナルドダッグとプーさんなんか大好物だった。

その為、私のサイフの紐はディズニーランドへ向かう前日の夜まで

固く固く締めれていた。

お土産はディズニーランドで全部買うんだ!

くらいのワケのわからん勢いを持つほどに楽しみにしていた。

もとより、多額のお小遣いを所持していれば、

そんなコトは無かったのだろうけれど

私の家はお世辞にも豊かな家庭ではなく、

修学旅行だからと、私にもたせるお小遣いも

恐らく母が随分と無理をして用意してくれたものだったはずだ。

しかし、その額が少ないと感じたのか、

出発前に母は

「お兄ちゃんに振り込んで東京のホテルに持って行かせるから」

と言った。

確かに家を出る際に母からもらったお小遣いの額は大きくは無かったけれど、

当時の私には充分に満足できる額だったので申し訳なさで一杯になった。

しかし、だからと言ってバカな高校生の考えなどそんなもんで、

じゃぁこのお小遣いを使わずに帰ろう!などと殊勝なコトは、

髪の毛の先っちょほども思っていなかった(笑)

そして、約束の日。

ディズニーランド前日のホテルで、

私は兄を待った。

約束の時間を10分ほど過ぎてから現れた兄は、

「あんた、相変わらずデブだね」

と言いヘラヘラ笑っていた。

私は、「イイからお小遣いよこしなさいよっ!」

と口を突いて出そうになった言葉を飲み込み、

兄に合わせてヘラヘラ笑い世間話をしていた。

時間もイイ頃になり、兄が帰る素振りをみせたので、

こりゃたまらん!と思い、お小遣いのコトを切りだそうとした瞬間、

兄から「あんた悪ぃけどお金貸してくんない?」と言う驚愕の発言が!

イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ

私は、あんたからお小遣い受け取るためにココに存在していますよっ!

と叫びそうになるも、兄の状況を聴くと随分と切羽詰まった様子。

すごく楽しみにしていたディズニーランドを目前に、

兄ちゃんから貰うはずだったお小遣いの額よりも多く

兄ちゃんに持って行かれたのだった。

半ば呆然としながら自室に帰ると、

友人から「兄ちゃんに会えた?じゃぁ明日は豪遊やなー!」などと囃したてられる。

すぐに反応したいが、何と言っていいのか分からず、少し間をおいて

「…兄ちゃんに金かした。」と絞り出すように呟いた。

あっ!やべぇな 空気へんになる…と思うも、その刹那。

部屋中が爆笑の渦にのまれていった。

友人達は転げまわりながら笑っていた。

救われた気がした。

笑い過ぎて目に涙をためながら「大丈夫!余ってるから貸すから!」と

石油王っぷりを発揮してくれた友人もいた。

ありがたかった。

けれども、同級生からお金を貸してもらうコトに抵抗があり、

それぞれの家庭が、それぞれに苦労して出したお金だと思っていた私は、

その夜、眠らずに策を練った。



そして、ディズニーランド当日、

私のサイフには変わらず5000円札が1枚。

万年物価高の園内を5000円で凌ぐのは恐らく無理だ、

下手をすれば食事だけでトぶ。

更にお土産をココまで買っていないのでお土産も買わなくてはならない…

5000円では、お話にならない。

ここで私の策がスパークする。

当時のディズニーランドはフリーパス制ではなく、

私達、修学旅行の面々は入園の際に

乗りものチケットA・B・C・D的なものの綴りをもらうコトになっていた。

ゲートをくぐりチケットの綴りをもらった瞬間、私は声を発した。

「オィ、このチケット買わねぇか?」

人気アトラクションに自腹を切ってでも繰り返し乗る!と

前日から意気込んでいた連中に全てのチケットを売りさばく。

楽しみにしていた夢の国に足を踏み込んだ途端に、

全く夢のない腹黒商人と化す私。

ゲヘヘとチケットを売り歩くノンファンタジーな商人のサイフの中身は、

ものの10分そこらで倍近くになっていた。

そのサイフを持ち、母から言われていた人数分のお土産を買い、

なんとなく安そうだからと入ったお店でハンバーガーを食べた。

うまかったが、ハンバーガーがやたら高かったことを忘れられない。

私のサイフはこの時点でほぼカラ。

もうすることはない。

多くの見知った友人がキャッキャと楽しむ中、

私は自分が乗ってきたバスにもどり

一番後ろの席を陣取って…

寝た。


この悲惨な人生初ディズニーランド体験の数年後、

私は、人間ディズニーランドガイドブックの油人に引率されて、

ディズニーリベンジを果たす。

なんて言うんでしょうかね。

何ココ!超たのしいっ!

と思った。

油人には感謝してもしきれないほど、

ディズニー恩があるのです。

上の写真は、その時のたのしかったディズニーランドで

出迎えてくれたお二人。



また行きたいなぁ

ディズニーリゾート…

サンターロードついでに…

フフフフフフフフフフフ

娘人怒るだろうなぁ…






[ 2011/02/08 23:00 ] ● 雑記 | TB(0) | CM(0)
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